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12月18日

*こにしACリハビリ通信⑬*

こんにちは。看護師の井口です(^^)

今回は③物理療法の“温熱療法・寒冷療法”についてです☆

温熱療法は血流増加による治癒促進、筋肉の弛緩・伸張性の増加、痛みの緩和といった効果があり、慢性的な関節炎の治療や、リハビリ前・運動前のウォーミングアップとして行います。

温め方はホットパックを患部にあてる方法や温水プールに入れる方法、赤外線レーザーを使用する方法があります。

熱いときに自力で逃げることが出来ない動物や、感覚が鈍くなっている動物にホットパックや赤外線レーザーを利用する場合は、低温火傷させないように注意が必要です。

温熱療法の効果を得るためには、治療したい部分の温度を少なくとも3℃上げる必要があるため、15分~20分温めます。

しかし45℃以上になると有害作用が生じてしまうため、こちらも十分な注意が必要です。

寒冷療法は炎症や腫れを緩和、痛みの軽減といった効果があり、手術後の急性炎症期(術後3日間程度)によく行います。また運動後のクールダウンにも行います。

保冷剤や氷をタオルに包み患部にあてます。この時、手術の切開創がある場合は傷を避け、周囲の組織にだけあてるようにします。

効果を得るために、15~25分ほど冷やします。冷やしすぎて凍傷のようにならないよう、時々患部から離しながら行うなど注意が必要です。

次回は③物理療法の“電気刺激療法”についてです☆

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