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9月16日

犬の肛門周囲腺腫

※スマホでご覧の方は、横画面で見て頂くと見やすいですよ!!


肛門周囲に出来る腫瘍、「肛門周囲腺腫」です。

肛門周囲に見られる最も多い腫瘤です。

肛門周囲腺腫は、去勢手術がなされていない8才を越えた老齢のオスのワンちゃんに多く見られます。
去勢手術と関係あることから、男性ホルモンが関与していると言われています。
男性ホルモンが関与する疾患として、他に前立腺の肥大や精巣の腫瘍などがあります。

今回のワンちゃんは、高齢で全身麻酔が難しいと考え、
局所麻酔下で、半導体レーザーを使って手術をしました。
レーザー手術は、皮膚を切りながら同時に止血ができるので、ほとんど出血もしません。
日帰りで退院です。


手術前

直径2cm大の腫瘤があります。

手術後

すっきりしました。

おしり周りのじゅくじゅく、出血から解放されます。

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